本当の話・結構悔しいこと

容業界魑魅魍魎!いきなり過激なことを言ってますが、ほぼ真実です。 

 そんな訳でこの裏ブログで知りえる限り真実をお伝えしようと思います。

 主に薬剤、化粧品など、ケミカルな所を中心にお話しようと思いますが、

 今や全く関係のない社会システムへのディスリに替わってきています(笑)  

 今回は、もう一人の自分がいたらお願いします

 それでは今回のお題。。。『結構悔しいこと』

料理人さんや、和菓子職人さん。自分ら美容師とほぼ同じカテゴリーの職業で、物は違えど”造り出す”という観点においては共通していますが、羨ましいことが一つだけあります。それは、自分で試食できる、或いは”自分で自分の味を堪能できる”こと。自分の味が一番好きなら、いつでも食べられる、本当、羨ましい。美容師は他人に”良いもの”を提供できても、自分自身に提供できない・・・ 料理に個人の好みが出る様に、美容技術にもある程度個人の好みや個性が反映され、良くも悪くもそれが”個性”となり、その個性が受ければ”売れる”という結果になるので、それなりに説得力はありますし、実際、自分の髪の毛を自分で出来たら、”100%自分好み” になりますが、残念ながらそれは叶いません。ある程度、指示し、レシピを伝えたところで、やはり手が違えば、自分の想像とは結構乖離したものが出来上がります。たまに ”おっ、こっちのがエエやん♡” となる時もありますが、それはあくまで”偶然の産物”であり、狙って、計算通りできたものでは無いです。人様の髪を作らせてもらいながらいつも思う事、それは・・・ ”あ~自分で自分の髪の毛、好きな様に切りてぇ~!” ・・・ そんな訳で人生で一度も自分の思い通りの髪型、経験したことありません。そして今となってはもうその髪の毛すら寂しくなってきました。お店に通ってくれるお客さんには、こんな寂しい思いさせない様にしなくては!