本当の話・パーマの奇跡3

容業界魑魅魍魎!いきなり過激なことを言ってますが、ほぼ真実です。

そんな訳でこの裏ブログで知りえる限り真実をお伝えしようと思います。

主に薬剤、化粧品など、ケミカルな所を中心にお話しようと思いますが、

マニアックにはならず、できるだけ”猿でもわかる”感じでお伝えしようと思います(笑)。

尚、4月のご予約も土日を中心に埋まってきていますので、早めのご予約お願い致します。

それでは。。。今回のテーマは『パーマの奇跡3』

”高P・H域、アルカリで髪が傷む” ならば”低P・H域でアルカリを使わなければ髪が痛まない?”というコトで、メーカーさんが着目したのが”中性~酸性域”で仕事(反応)してくれる薬剤、ペリセア、スピエラ、ラクトンチオールなどといった”酸性領域で動く還元剤(1剤)”でしたが、これらは還元力が極端に弱く、確かにダメージは格段に弱くなりましたが、”結果パーマがかからない”といった本末転倒な結果になりました。そこで満を持して登場した”システィアミン”。これは弱酸域で働くうえ、還元力もしっかりあるので、還元(結合を切る)によるダメージこそあれ、”アルカリ”のダメージがほぼない為、かなりGOOD!でしたが、コイツの弱点は・・・かなり・・・”クサ~イ”ので、”残臭”がかなりヤバく、濡れた後の匂いはGO TO HEVEN!でも現状では一番整合性の取れる基材なのコレが主流になっています(CLIPでは)。因みに”ストレートパーマ・縮毛矯正”に使用する薬剤も同じ理論で、違いは”粘性があるかどうか”の操作性だけの違いです。そしてこれだけ薬剤スペックが上ってきたのにも関わらず、未だ街で見かける”超ダメージ毛!”、これは見ればどんな仕事か大体見当がつきます。次回はその辺を述べてみます。続く