本当の話・カラー剤6

容業界魑魅魍魎!いきなり過激なことを言ってますが、ほぼ真実です。

そんな訳でこの裏ブログで知りえる限り真実をお伝えしようと思います。

主に薬剤、化粧品など、ケミカルな所を中心にお話しようと思いますが、

マニアックにはならず、できるだけ”猿でもわかる”感じでお伝えしようと思います(笑)。

尚、3月のご予約も土日を中心に埋まってきていますので、早めのご予約お願い致します。

それでは。。。今回のテーマは『カラー剤6』

”ヘナは副産物的に髪が染まる”・・・実際には染まるというより、マニキュアの様に、”髪の表面に張り付く”と言うべきかもしれません。アルカリカラーの様に”化学的に髪を変形させ色を流し込む”のでなく、マニキュアの様に強力なポリマー系でキューティクルを窒息させるでもなく、そういう意味で一番、髪には優しいと言えます。そう、髪には・・・化粧品のところでも少し書きましたが、何となく安全だと錯覚している”植物”には、場合によっては化学薬品よりも恐ろしい結果を招く”植物毒”が含まれていて、この地雷に触れた瞬間、そばアレルギーや小麦アレルギーなどに代表される恐怖の”植物アレルギー”が発動するコトになりかねません。また純度100%のヘナはとっても不安定な為、カラー剤としてはほぼ計算できないので、”出たとこ勝負”になり、これを解消するのにほぼ化学染料が配合されているにも関わらず、”自然のヘナ”として販売されているのは如何なもんでしょう?カラー剤としては計算が超難しく、”アレルギーで大当たり”する可能性が高いデンジャラスな救世主。なぜ救世主なのかというと、前途した通り、美容院の話題作りと、”専門知識を持たないロハスなヘナ信者”がいるから。もはや宗教に近く、これで心や精神が満たされるなら”それはそれで善いモノ”だと思うのでそれでいいです。ただ自分とは全くベクトルが違うので自分はやらない、それだけです。それでもCLIPにも植物の粉を主成分(当然ジアミン酸入り)としたマイルドな”植物性染料”はあり、これをお湯で溶いて”微アルカリカラー剤やマニキュア”の代用として使用しています。何度も言いますが100%安全なカラー剤なんてものは存在しません。自分の知る限り。要はメリット・デメリットを認識して個人の考えや、”お客さんのニーズに一番近づけられるモノ”を選択できるメソッドやスキルが大事だということだと思います・・・