本当の話・カラー剤4

容業界魑魅魍魎!いきなり過激なことを言ってますが、ほぼ真実です。

そんな訳でこの裏ブログで知りえる限り真実をお伝えしようと思います。

主に薬剤、化粧品など、ケミカルな所を中心にお話しようと思いますが、

マニアックにはならず、できるだけ”猿でもわかる”感じでお伝えしようと思います(笑)。

尚、3月のご予約も土日を中心に埋まってきていますので、早めのご予約お願い致します。

それでは。。。今回のテーマは『カラー剤4』

”微アルカリ・中性カラー剤”どちらも一般の方にはなじみが薄いと思います。実際このカテゴリーは微妙で、個人的には”あっても無くてもどっちでもええ”と思います。まあ、こだわりを強く持っているならあれば便利ですが。で、この微アルカリカラーというのは、その名の通り微弱なアルカリが含まれるカラー剤で、通常のアルカリカラーの様に、強いブリーチも、マニキュアの様な濃い色味も出せません。これを利用して、ハイブリーチした髪にくすんだようなハイトーンアッシュ系の、いわゆる”スモーキーカラー”、ひと昔の”ミルクティー色”なんかを出したり、傷んで黄色く退色した毛先を自然に落ち着かせるときなど、アルカリカラーよりもかなりダメージを軽減しながら染められます。但し、色持ちは悪く、バージン毛に塗布しても何の効果も発揮できません。故に当然、”ホームカラー”のカテゴリーもなく販売されていません。あくまでプロ向けの商材です。但しこれもある程度熟練した者でないと使いこなすのが難しく、最近は美容院でも少なくなってきている様に思いますが、他所の事は知りません。.もしこれを使っているお店があれば、それは結構こだわって良い仕事をするか、一応格好だけ置いているけど使いこなせない、あるいはほぼ使わないか、だと思います。因みにCLIPでも10年位前まで使用していましたが、最近こういった薬剤に頼る様なダメージ毛やハイトーンブリーチ毛が皆無なので使用していません。何より、色持ちが悪くて、お客さんのコスパも悪いので(ある程度は他のモノで対応できますし)。