本当の話・カラー剤3

容業界魑魅魍魎!いきなり過激なことを言ってますが、ほぼ真実です。

そんな訳でこの裏ブログで知りえる限り真実をお伝えしようと思います。

主に薬剤、化粧品など、ケミカルな所を中心にお話しようと思いますが、

マニアックにはならず、できるだけ”猿でもわかる”感じでお伝えしようと思います(笑)。

尚、3月のご予約も土日を中心に埋まってきていますので、早めのご予約お願い致します。

それでは。。。今回のテーマは『カラー剤3』

今回は”酸性カラー剤”。代表選手の”ヘアマニキュア”。”酸性だから傷まないし、髪にもいいです!”なんて素人ならともかく、美容師にもそんなコト言う人たまにいたりしてドン引きですが・・・まずヘアマニキュアの利点は何といっても”地肌から塗布しない・ツヤ・ハリが格段に良い”コトです。アルカリカラー剤は基本地肌につけて塗布することが多いので、アルカリ剤や、染料に含まれる界面活性剤が肌に悪影響を与えますし、染料に含まれる”ジアミン酸”は発がん性も疑われるようなシロモノだったりします。ただソコだけとらえて”酸性ヘアマニキュアは良い”なんてことはないです。では欠点を述べていきます。まずは肌についた場合取れにくい。ヘアマニキュアは合成樹脂(シリコン・合成ポリマーなど)に染料を混合させて出来ています。原理としては”ペンキ”と同じ。そらとれにくいわな。そして合成樹脂で髪のキューティクルにくっつく為、強力な被膜でコーティングして、ネイルと同じ状態にします。更に樹脂にドライヤーなどで熱を加えると完全にキューティクルを塞ぐばかりか、これは個人の主観なので確証はないですが、ビニールに加熱してフニャフニャになるが如く、髪におかしな”クセ”が出てもおかしくない様な・・・ということでCLIPでは”パンク”の様な極端なビビットカラー以外、マニキュアは使用しません。あと”ヘナ”なんかの植物系のものも。これは後述します。ヘアマニキュア、合成ポリマーを多用して作られる被膜系化粧品にそっくりで、個人的にはかなりキライです。続きます。