本当の話・カラー剤2
容業界魑魅魍魎!いきなり過激なことを言ってますが、ほぼ真実です。
そんな訳でこの裏ブログで知りえる限り真実をお伝えしようと思います。
主に薬剤、化粧品など、ケミカルな所を中心にお話しようと思いますが、
マニアックにはならず、できるだけ”猿でもわかる”感じでお伝えしようと思います(笑)。
尚、3月のご予約も土日を中心に埋まってきていますので、早めのご予約お願い致します。
それでは。。。今回のテーマは『カラー剤2』
一般的に美容院で使用したり、市販されているホームカラー剤はほぼこのアルカリカラー剤と言われる類のものです。若いお姉ちゃんが明るくブリーチしたり、白髪を明るめに染める時など、便利で使い勝手が良く、美容師側も色や、明るさの計算がしやすく、圧倒的に色もちもいいため広くニーズに対応できますが、決定的な欠点として、皆様ご存知”髪へのダメージ”が大きいということ。理由を簡単に説明します。アルカリカラー剤はその名の通りアルカリ(1剤)・過酸化水素(2剤)・染料を混合して使用します。まずアルカリ剤と過酸化水素を混ぜるとブリーチ剤が出来、髪を希望の明るさまで脱色します。同時に染料を流し込み、希望の色味を加えるといわゆる、”明るい白髪染め”となり、染料を入れないと更に明るいハイトーン・ブリーチのままでオサレなヤンキーの出来上がりです(笑)。このアルカリで髪のバリアであるキューティクルをムリくりこじ開け内部のメラニン色素やタンパク質を流出させることで明るくするのですが当然傷み、その代償に綺麗な髪色が手に入ります。ですが、市販のホームカラーは薬剤スペックそのものが高く、自分らプロでも少し後ずさりしたくなります。これを素人が使うとなると、考えるだけで寒いです。
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