本当の話・表皮の存在意義?
容業界魑魅魍魎!いきなり過激なことを言ってますが、ほぼ真実です。
そんな訳でこの裏ブログで知りえる限り真実をお伝えしようと思います。
主に薬剤、化粧品など、ケミカルな所を中心にお話しようと思いますが、
マニアックにはならず、できるだけ”猿でもわかる”感じでお伝えしようと思います(笑)。
それでは。。。今回のテーマは『表皮の存在意義?』
「表皮』の役割は”角質層”という外界からの防御壁を生産・維持し人体を守ること。防御壁が必要な理由は二つ。一つは”外部からの遺物の侵入を防ぐ”もう一つは”体内のものを流出させない”この二つを『皮膚のバリア機能』または『表皮のバリア機能』と称していて、特に『皮脂幕』と『角質層』がバリアの”要”となります。肌の細胞は生まれた瞬間から死へ向かっていくことで強いバリア機能を維持していくことになり、バリア機能が無ければ体内に簡単にアレルゲンや有害物、ウイルスや細菌が侵入し、体内の水も蒸発して顔や体はシワだらけ、泥水に足を踏み入れたら不衛生な泥水が体内に入ってきます。表皮の奥にある真皮は肌のハリを保っているところで血管やリンパ管が通り、体内の中心部分に近く、心臓や内臓といった大事な器官も近く、これらを守っているのが表皮に集中しているバリア機能であり最も外側にあるのが皮脂と角質層になります。そして肌の表面を覆う皮脂は毛穴部分にある皮脂腺から分泌される油が皮脂膜という第一のバリア。更に角質層は死んだ細胞で、細胞が死ぬと中から内容物が出てきます。角質自体は物理的にレンガの様に硬い皮を作り異物の侵入を防ぎます。これが第二のバリア。この中から出てきた内容物はレンガの隙間を埋めるセメントの様な働きをしていて、拡大してみると水の層と油の層が交互に重なって、セラミドなどの『角質細胞間皮質』といった油や水分氏とともにバリア構造を形成しています。化学的に水と油は混ざりません。つまり油が水の侵入を防ぎ、水が油の侵入を防ぐので相反する層が重なり合うことで強力な第三のバリアを形成します。表皮ってスッゲェ~!
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