本当の話・人体は『水を溜めた袋?』

容業界魑魅魍魎!いきなり過激なことを言ってますが、ほぼ真実です。

そんな訳でこの裏ブログで知りえる限り真実をお伝えしようと思います。

主に薬剤、化粧品など、ケミカルな所を中心にお話しようと思いますが、

マニアックにはならず、できるだけ”猿でもわかる”感じでお伝えしようと思います(笑)。

それでは。。。今回のテーマは『人体は水を溜めた袋?』

人体の大部分は水で占められており、水分の割合は年齢によっても異なりますが、新生児であれば約80%、70歳以上になると50%まで下がる人もいて、若い人で約70%といわれています。仮に体重50㎏とすると35㎏が”水”ということになります。なんかスゲェ~ですね。その貴重な水が流出したり肌から蒸発しすぎたりしないように”袋”の役目を担っているのが”皮膚”で、重さが体重の約8%にもなる”人体の中で最大の臓器”であり、体重50㎏人なら、”角質層”という薄い層でで作られた合計4㎏の”皮膚という袋”に35㎏の”水”を入れながら活動しています。なかなか神秘的(真皮なだけに)です(笑)。皮膚は『表皮』と『真皮』の二重構造からなっており、真皮の更に下の部分が『皮下組織』となります。表皮は外側から『皮脂膜』『角質層』『顆粒層』『有棘(ゆうきょく)細胞層』『基底細胞層』『基底膜』の5層一幕からなり、皮脂幕は皮脂腺から分泌される”皮脂”という油のコーティングで、肌の表面で肌を守る最初の”バリア”です。角質層は堅いタンパク質の壁で、体の部位にもよりますが、約0・02㎜の薄さで、極薄の食品包装用ラップを2枚重ねたほどの厚さと言われています。この『角質層』はすでに”死んだ細胞で肌の”メインバリア”。角質層より奥の顆粒層以下は”生きている細胞”で、それぞれ水を含んでいます。角質層そのものが”水の保持”に役立っていますが、角質層は水分20%、角質層よりも下で60~75%なので強靭な皮である角質層は水を逃がさない大役を担っています。表皮と真皮の境目に、たった一層だけ基底細胞の列があり、全ての表皮の細胞はこの基底細胞により作られます。血管や神経は基底膜から下の真皮にあり、化粧品が関わってくるのは表皮までです。故に真皮へ作用するものは化粧品では無く『医薬品』になります。長くなりそうなので次回に続きます。