本当の話・合成界面活性剤

容業界魑魅魍魎!いきなり過激なことを言ってますが、ほぼ真実です。

そんな訳でこの裏ブログで知りえる限り真実をお伝えしようと思います。

主に薬剤、化粧品など、ケミカルな所を中心にお話しようと思いますが、

マニアックにはならず、できるだけ”猿でもわかる”感じでお伝えしようと思います(笑)。

それでは。。。今回のテーマは『合成界面活性剤』

このブログでしつこいくらい登場してくる”合成界面活性剤”。ここで改めて解説します。 『洗浄』『浸透』『乳化』『保湿』などと色んな作用があって、何の目的で使用されるかにより、種類や濃度が決まります。では説明していきます。【洗浄剤】水と油を混ぜて捨てる。肌を守るバリアが失われやすい。主な使用先➡クレンジング・洗顔フォーム・シャンプー・ボディーソープ。【浸透剤】肌の油分を流出させて、バリアを壊す。主な使用先➡美容液・化粧水・乳液・クリーム・育毛剤(発毛剤)美白化粧品。【保湿剤】肌に水を含ませる。一時的にしっとりしたかのように錯覚させる。主な使用先➡化粧水・クリーム乳液・美容液。【帯電防止剤】髪に長時間水を含ませて静電気の発生を防ぐ。主な使用先➡シャンプー・リンス・トリートメント。【補助剤】合成界面活性剤でなく、単独では水と油を混ぜるほど強力ではないが、洗浄剤・浸透剤・乳化剤に混ぜると、乳化作用を強める。【柔軟剤】髪や肌を柔軟にする。バリアを壊して皮膚の中に水を入れ、合成ポリマーなどでふたをして柔らかくする。。。皮膚にはバリア機能があり、バリア機能が壊れると、肌の水分が失われ乾燥肌になってしまいます。皮脂の再現や皮膚の環境のためには界面活性剤は必要ですが、作用が強いもの(界面活性度の強いもの)・濃度が濃いもの(大量に配合され濃度が濃いもの)・配合種類が多いもの(複数種の界面活性剤が配合されているモノ)は要注意。 問題は,合成かどうか・植物系かどうか・オーガニック系かどうかなんて関係ないです。   キモとなるのは界面活性剤の強さ・濃度・数・ここが重要です。これはパーマ液などの薬剤にも同じことが言えます(また機会があればお話しします)。